東京労働局へ工作物石綿事前調査者講習実施機関の登録をおこないました。
工作物石綿事前調査者講習実施機関 住建センター株式会社
●石綿作業主任者を受講されたい方 こちらをクリック → 石主ページへ
●一般建築物石綿含有建材調査者講習は こちらをクリック → 一般石綿調査者ページへ
「工作物」とは?
建築物以外のものであって、土地、建築物又は工作物に設置されているもの又は設置されていたものの全てをいい、例えば、煙突、サイロ、鉄骨架構、上下水道管等の地下埋設物、化学プラント等、建築物内に設置されたボイラー、非常用発電設備、エレベーター、エスカレーター等又は製造若しくは発電等に関連する反応槽、貯蔵設備、発電設備、焼却設備等及びこれらの間を接続する配管等の設備等があります。なお、建築物内に設置されたエレベーターについては、かご等は工作物ですが、昇降路の壁面は建築物です。
令和8年1月1日以降着工の工事から、工作物の解体等の作業を行うときは、資格者による事前調査を行う必要があります。
各対象工作物に対し、事前調査を実施することができる者は下表のとおりです。
| 区 分 | 事前調査 対象工作物 | 事前調査できる資格 | 
| 特定工作物石綿障害予防規則第4条の2第1項第3号の規定に基づき厚生労働大臣が定める物(令和2年厚生労働省告示第278号、一部改正令和5年厚生労働省告示第89号) | ① 反応槽 ② 加熱炉 ③ ボイラー及び圧力容器 ④ 配管設備(除く: 建築物に設ける給水設備、排水設備、換気設備、暖房設備、冷房設備、排煙設備等の建築設備) ⑤ 焼却設備 ⑥ 貯蔵設備(除く: 穀物を貯蔵するための設備) ⑦ 発電設備(除く: 太陽光発電設備及び風力発電設備) ⑧ 変電設備 ⑨ 配電設備 ⑩ 送電設備(ケーブルを含む。) | ・工作物石綿事前調査者 | 
| ⑪ 煙突(除く: 建築物に設ける排煙設備等の建築設備) ⑫ トンネルの天井板 ⑬ プラットホームの上家 ⑭ 遮音壁 ⑮ 軽量盛土保護パネル ⑯ 鉄道の駅の地下式構造部分の壁及び天井板 ⑰ 観光用エレベーターの昇降路の囲い(除く: 建築物であるもの) | ・工作物石綿事前調査者 ・一般建築物石綿含有建材調査者 ・特定建築物石綿含有建材調査者 ・令和5年9月までに日本アスベスト調査診断協会に登録された者 | |
| 特定工作物以外の工作物 | 上記(①~⑰)以外の工作物 (※)塗料その他の石綿等が使用されているおそれがある材料の除去等の作業に限る。 | 
40,000円【税込、テキスト代込】
受講資格一覧
下記記載の1~12の内 どれか1つ 該当すれば受講可能。
| 1 | 石綿作業主任者技能講習を修了した者 | 7 | 特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者で、工作物石綿事前調査に関して5年以上の実務の経験を有する者 | 
| 2 | 学校教育法による大学(短期大学を除く。)において、工学に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、工作物に関して2年以上の実務の経験を有する者 | 8 | 建築行政に関して2年以上の実務の経験を有する者 | 
| 3 | 学校教育法による短期大学において、工学に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、工作物に関して3年以上の実務の経験を有する者 | 9 | 環境行政(石綿の飛散の防止に関するものに限る。)に関して2年以上の実務の経験を有する者 | 
| 4 | 学校教育法による短期大学又は高等専門学校において、工学に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、工作物に関して4年以上の実務の経験を有する者。 | 10 | 産業安全専門官若しくは労働衛生専門官又は同項の産業安全専門官若しくは労働衛生専門官であった者 | 
| 5 | 学校教育法による高等学校又は中等教育学校において、工学に関する正規の課程又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、工作物に関して7年以上の実務の経験を有する者 | 11 | 労働基準監督官として2年以上その職務に従事した経験を有する者 | 
| 6 | 工作物に関して11年以上の実務の経験を有する者 | 12 | 1~11までのいずれかに該当する者と同等以上の知識及び経験を有する者 | 
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一般建築物石綿含有建材調査者講習は こちらをクリック → 一般石綿調査者ページへ
【工作物石綿事前調査者講習 標準カリキュラム】2日間
1日目 標準時間 9:00~16:40 (休憩:午前20分、お昼60分、午後20分)
| 科目 | 内容 | 時間 | 
| 科目 1 | 工作物石綿事前調査に関する基礎知識 1 | 1 時間 | 
| 科目 2 | 工作物石綿事前調査に関する基礎知識 2 | 1 時間 | 
| 科目 3 | 石綿使用に係る工作物図面調査 | 4 時間 | 
2日目 標準時間 9:00~16:50 (休憩:午前20分、お昼60分、午後20分)
| 科目 | 内容 | 時間 | 
| 科目 4 | 現場調査の実際と留意点 | 4 時間 | 
| 科目 5 | 工作物石綿事前調査報告書の作成 | 1 時間 | 
| 修了考査 | 修了考査 | 1 時間 | 
合計:11時間 + 1時間 = 12時間
※9:30開始等の場合11時間の講習担保の為終了時間が30分伸びるか休憩時間を短縮します。
お申込み方法(受講資格の確認・証明書類提出)と修了証発行まで
(1)仮お申込みフォームに入力・送信
(2)受講者は必ず「工作物石綿事前調査者講習講習受講申込書」に必要事項を記入し提出する。
2~6は実務経験証明欄があるので、必ず事業者より署名、捺印を頂いて下さい。
(3)申込書の他に受講資格に応じ以下の証明書類を提出する
資格一覧表の(1)と(7)は修了証の写しを提出する。当日に原本を提示する。
資格一覧表の(2)~(5)は卒業証明書を提出する
資格一覧表の(8)~(11)は在籍証明書を提出する。
(4)申込書の他に身分証明書書類の写しを提出する(写真付証明以外は2つ提出)
・運転免許証(両面)・マイナンバーカード(表面)・住民基本台帳カード(表面)
・住民票(マイナンバー記載なしのもの) ・健康保険証
《外国籍の方》・在留カード ・特別永住者証明書
(5)受講申込書、提出書類を基に受講資格を審査いたします。
➀承認された方⇒受講料のお振込連絡⇒お振込確認後、受講当日の御案内をおこないます。
受付終了後の受講日の変更・取消は原則として認めておりません。
また受付後の受講料の返金はいたしません。
②未承認の方⇒未承認事項をお伝えいたします。
書類不足、誤記の場合は再提出をお願いする場合があります。
③受講当日に持参するもの・はんこ・筆記用具・テキスト(先に送付した場合)・受講済証明書(再試験の場合)
④遅刻について・原則、集合時間厳守
(6)講習終了後に修了考査があります。
合格点は100点満点中60点以上の得点で合格となります。
合格された方には、調査者を証明する修了証明書を送付いたします。
不合格の方には、受講済証明書を送付いたします。
弊社発行の受講済証明書をお持ちの方のみ弊社での再試験が可能です。
(再試験日は住建センターが決定し費用は税込¥5,000。
受付後の再試験日の変更、取消は原則認めず再試験料の返金もいたしません。)
※受講済修了書の有効期限は、講義を修了した日の属する年度の翌々年度末
までとなります。
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 03-5638-3370
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                    【営業時間】 9:00~17:30
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